Contents
WHILE文では、条件式がTRUEの間繰り返し処理を行います。FOR文とは違い繰り返す回数がわからないときWHILE文を使います。条件式が成り立たない場合は一度も実行されずに終了します。ループ内で条件式の変数を変える、もしくはBREAK文を記述しないと無限ループとなるので注意が必要です。
WHILE文は前判定でループに入る前に条件式の確認を行うので、FALSEの場合ループ内の処理が一度も実行されずに処理が進みます。ループ内の処理を必ず一度は実行したい場合は、後判定のREPEAT文を使います。
条件式の書き方はIFを参考にしてください。
- 構文
- WHILE 式
処理WEND
- 引数
- 戻値
WHILE文の使い方
FOR文と違いループ内で条件式の変数を書き換えないと無限ループになるので注意。
WHILE文では、ループ変数を使う場合は自分で用意する必要があります。
またFOR文のSTEPにあたる処理もWHILE文にはないので、自分でループ変数の値を書き換える必要があります。
FOR i = 1 TO 5
PRINT i + "回目の処理です。"
NEXT
DIM i = 1
WHILE i <= 5
PRINT i + "回目の処理です。"
i = i + 1
WEND
PRINT "WHILE文を抜けました。"
- 結果
1回目の処理です。 2回目の処理です。 3回目の処理です。 4回目の処理です。 5回目の処理です。 WHILE文を抜けました。
無限ループ
WHILE文の条件に「TRUE」を指定すると、無限ループになります。
WHILE TRUE
処理
WEND
この場合BREAKなどでループを抜ける処理を書く必要があります。
この記事は役に立ちましたか?