セルに入力されているデータ(1つのセル内で、カンマ、スペース、タブなどで区切られたデータ)を、複数の列に区切ります。対象となる列は1列だけです。
- 構文
- Range.TextToColumns( Destination, DataType, TextQualifier, ConsecutiveDelimiter, Tab, Semicolon, Comma, Space, Other, OtherChar, FieldInfo, DecimalSeparator, ThousandsSeparator, TrailingMinusNumbers )
- 引数
- Destination
- Rangeオブジェクトでの結果の表示先を指定します。 表示先に指定したセル範囲が複数セルである場合には、左上端のセルが使われます。
- DataType
- 複数の列に区切るデータの形式を指定します。
- TextQualifier
- テキスト修飾子として、一重、二重、または引用符なしを使用するかどうかを指定します。
- ConsecutiveDelimiter
- Trueを設定すると、連続した区切り文字が1つの区切り文字として考慮されます。 既定値は False です。
- Tab
- Trueを指定すると、引数DataTypeはxlDelimitedで区切り文字がタブ文字です。既定値はFalseです。
- Semicolon
- Trueを指定すると、引数DataTypeはxlDelimitedで区切り文字がセミコロン(;)です。既定値はFalseです。
- Comma
- Trueを指定すると、引数DataTypeはxlDelimitedで区切り文字がコンマ(,)です。既定値はFalseです。
- Space
- Trueを指定すると、引数DataTypeはxlDelimitedで区切り文字がスペースです。既定値はFalseです。
- Other
- Trueを指定すると、引数DataTypeはxlDelimitedで区切り文字が引数OtherCharで指定した文字です。既定値はFalseです。
- OtherChar
- FieldInfo
- 区切り後の列のデータ形式に関する情報を持つ配列を指定します。解釈はDataTypeの値に依存します。
- DecimalSeparator
- Excelで数値を認識する場合に使う小数点の記号です。既定はシステム設定です。
- ThousandsSeparator
- Excelで数値を認識する場合に使う桁区切り記号です。既定はシステム設定です。
- TrailingMinusNumbers
- 負記号で始まる数値です。
- 戻値
この記事は役に立ちましたか?